藤圭子趣味

絶妙な外見と人見知りな性格のオリジナルブレンド

圭子の特性

低音は出ません

藤圭子という歌手は、今も昔も音楽としてあんまりマトモに聴かれていない気がします。リスナーが思い描くストーリーやイメージの受け皿として「藤圭子」っていうパッケージがすごくよくできていて、少なくとも半分はそのせいで売れてたっていうのは言い過ぎ…

完成された不完全

青江三奈の声が夜のため息だって言うなら、藤圭子の声はいったい何なのさ。それは夜の女でもなくズベ公でもなく、「幼女の泣き声」だな。親とはぐれた子供が泣き叫んでるみたいな声だ。藤圭子を聴いたときに湧き上がってくる感情っていうのは、泣いてる赤ん…

心臓ワシづかみ

「怨歌」なんて言葉は藤圭子の本質とは何の関係もなく、五木寛之の個人的な妄想であったにすぎない。藤圭子の歌そのものには、怨念や暗い過去などというものはミジンも感じられない。暗い暗いと言うが、昭和40年代前半くらいには、夜の濃厚な暗さを表現した…