藤圭子趣味

絶妙な外見と人見知りな性格のオリジナルブレンド

藤圭子

選ばれるための努力

"好き" だっていうことはなんの免罪符にもならないんだぜ。好きになるのは自由だけど、相手に対する誠意として、自分はそれに値する人間なのかって常に自問する姿勢も必要なんじゃない? ただキャーキャー言ってるだけでいいのかとかさ。圭子にだって男(ひ…

異形の者

皆様たいへんストレートに圭子のことが好きで、素直に褒め称えたりウットリしたり、美しかったり可愛かったり凄みを感じたり、"圭子もふつうの女の子だった" ことに気づいてみたり、それはとても健全で結構なことなんですけど、藤圭子が本来「異形の者*1」だ…

きっとあたしはアンチ藤圭子なんだね

黛ジュンだのいしだあゆみだのを持ち出してきたところで、藤圭子だけを見つめてる人たちからすれば、無意味で不毛なだけってことになるよね。でも藤圭子が歌謡界に投げ込まれたときにその目に何が映ってたかってことを想像して、そういう風景とか空気感を追…

別の言葉

ファンの人は藤圭子のことを上手いとか天才とか簡単に言うけど、じゃあ圭子がデビューしたときに歌謡界で活躍してた若い人たち、たとえば黛ジュンとか、いしだあゆみ、小川知子、伊東ゆかり、水前寺清子、都はるみ、それから別格の存在として弘田三枝子なん…

なんか違う気がする

相も変わらず供養だの月命日だの、もうそのくらいにしといたほうがいいんじゃない? そんなことにかこつけて、自分がウットリしたいだけじゃないか。楽しく遊ぶのはいいよ。ぜんぜんいいよ。好きなだけ好きなように、圭子をダシにして遊べばいい。ただ、それ…

あたしが言うのもなんだけどさ

もう少し教養っていうか趣味の幅があって、文化的なトレンドや歴史にも敏感でさ、「スタイル」ってものにも感度を持ってて、ダサいものとダサくないもの、野暮なものと粋なものの区別がついて、ちったあ気の利いた言葉でものを考えたりもできる、そういう男…

池中玄太をみてみたら

有馬加奈子の喋り方が藤圭子にそっくりな件 17:20あたりから 池中玄太80キロⅡ 第1話 - YouTube ■■「盛り場流し唄 新宿の女」動画消失■■

ブス

圭子って、自分のことブスだって思ってるよね。「ブス」っていう言葉を使ったかどうかはわかんないけど。誰だって自分は人並な容姿を持ってるって思いたいし、そう思わないと辛すぎることも多いから適当なところで折り合いをつけるわけだけど、藤圭子もそう…

困った伝説

藤圭子には「オリジナル歌手殺し」っていう困った異名というか伝説があって、ようするに圭子が人の曲をカバーすると、上手すぎてどれも元歌を超えちゃうってことなんだけど。ほんとにそう思ってる?*1たしかにデビューしてまもないころは、向かうところ敵な…

京都のおんな

京都といえば、藤圭子にはそのものずばりの「京都ブルース」があるけど、これだけ京都の町にそぐわない曲もないよね。古都の情緒もなければ、京都らしい都会的な洗練もない、ただの愚作でしょ。こういう、ある意味その後の浅薄な "演歌" の先鞭になったよう…

圭子にも別テイクというものが

わたしは今回復刻されたオリジナル・アルバム『別れの旅』を初めて聴いたんですけど、タイトルトラックの「別れの旅」って、別テイクだったんですね。聴き始めてすぐ、あれっ?て思いました。有名な話ですか?別と言ってもどっちがマスターテイクでどっちが…

心は狭く、志は高く

また巡ってくる2月23日はあたしが初めて藤圭子に遭遇した日なんだけど、それから2年がたって、圭子との関係も一つの岐路に来てるのかなとは思う。少なくともわたしは、藤圭子のすべてをよしとして崇拝する人たちの仲間にはなれないことがわかった。藤圭子…

圭子のことなら命がけ

あたしと圭子の関係はリアルタイムなんだ。圭子は死んだ過去の存在じゃないの。現在進行中だから、いま初めて触れる部分があって、初めてぶつかる違和感がある。あたしの感覚や評価は年月のフルイにかけられてない。だから意地悪だって新鮮なんだ。■■音源消…

圭子をほんとに目撃したら

もしリアルタイムで圭子を見てたとしたら、たとえばあたしはコンサートなんかに足を運んだだろうか。行ってないんじゃないかって気がする。あたしだって、ナマで圭子を見て、調子が出てきたら名前のひとつも叫んだりとかしてみたい。だからもしかしたら、勇…

圭子の手を握りなおす

あたしは「女の子の世界の頂点にいる藤圭子」っていう視点を今まで持てなかったんだよね。藤圭子について知っていく過程で調べたことや読んだものからは、そういう認識が得られなかった。そりゃそうだ。そこらへんの資料にあるのは、男の視点だけで整理した…

改行がないのってHatenaっぽくね?

別の人間になって書くっていう縛りから解放されてあらためて気づいたことは、アタシの頭の中では、自分が元から好きだったもの、つまり亜土ちゃんのイラストや世界観とか、カラフルでラブリーでガーリーなグッズとか、フランス・ギャルやaikoの歌とか、タカ…

芸が死ぬ

藤圭子と冷静につきあうっていうのは、たとえば『別れの旅』のCD化のあとにいきなり『面影平野』に飛んじゃう、今回の扱いみたいなことを言う。そうだよね、それもこれも、みんな「藤圭子」だもん。でもあたしにはとてもそんな真似はできない。『圭子の人生…

圭子なんか最初っからいないんだ

あたしは、藤圭子のことを書こうなんて考えちゃいけないんだ。本気で喋り出したら、あたしは圭子をボロクソに言って、恨みごとを書き連ねて、歯止めがきかなくなるに決まってる。だってあたしの怒りの矛先は、十五、十六、十七の乙女だった最高の状態の藤圭…

おとといいらして

藤圭子は十七歳の阿部純子の才能のオツリで20年間食ってたっていうのがあたしの "藤圭子評" なんだけど、それで圭子が怒るかどうかなんてあたしは知らない。ましてや、YouTubeや圭子関連ブログに群がるフリークス、いやフリークの方々の意見なんかは、なんの…

圭子のどこがいいのか述べなさい

男のファンって、いったい藤圭子のどこがいいんだろう。藤圭子のファンって言ったら、普通に男が多いんだろうと思うけど。でも藤圭子って、どっちかって言うと女から見てカッコいいオンナだよね。女が憧れるタイプじゃないの?男はいったい藤圭子のどこに魅…

常時泣きそうな状態ってやばくね

想いってさあ、どんどん募ってくるとただの熱い火の玉になってくんだよね。そうなると、好きも嫌いも快も不快もなくなって、勝手にぐわんぐわんぐわんぐわん回転しだして、うれしいのか苦しいのかどっちかもわからずに、全部投げ出して楽になりたいって思い…

抱きしめてもらってんのはあたし

■■『盛り場流し唄 新宿の女』の「女のブルース」動画消失■■ でもさあ、圭子が歌うこの姿を見て、声を聴いて、 「暗い」とか、「怨歌」とか、「ドスがきいた声」とか、そんな言葉が頭に浮かぶかなあ。あたしにはそういう感覚がぜんぜんわかんないんだよね。こ…

「藤圭子」っていう名前の身体感覚

「藤圭子として歌うっていうことは、どういう身体感覚を伴う行為なのか」ってことをずっと考えてきた気がする。藤圭子を聴くときには、いつも後ろから圭子を抱きしめる形で聴き始める。そうするとすぐに圭子と一体化しちゃって、自分の体から圭子の声が出て…

抱きしめてもいいですか

■■「盛り場流し唄 新宿の女」動画消失■■ 1:00あたりから喋り始める圭子が、あたしがイメージしてた「藤圭子」そのものって感じかな。こういう、屈託のない圭子があたしは大好き。友だちになりたい。っていうより今すぐ抱きしめたい。なんでこんなに愛おしい…

隣に平気で座る人

十代のときは天下無双で神に愛された子だったとしたら、それからあとの藤圭子はなんなの。うーんそうだなあ、「間違える人」かな。肝心なところでいろんな選択を間違う。あぶなっかしくて見てらんないんだ。でも人間的な可愛さがそこから全開になってるから…

芸術的進化とか言っちゃって

「藤圭子という偉大な歌手の芸術性」とかって Amazon の書評にあったんだけど。なんかもっともらしいけどサ、ほんとにそんなもんあったのかなあ。"偉大" とか "芸術" とか、ぜんぜん身にしみないし、なんか安く見られたみたいで、あたしはやだな。大衆向けの…

生命ぎりぎり

久しぶりに「生命(いのち)ぎりぎり」を聴いた。"藤圭子"っていう名前でデビューしたとき、純子はこんなに、これほどまでに完成された歌手だった。ところがあるときを境に、ガクンッて別人になるんだ。藤圭子はね、とっくの昔に死んでるんだよ。そのあとも…

生きてるから痛いのね

ここにただ一つの命が生きてることをリアルに叫んでんのね藤圭子にはね、成熟とか洗練なんてもんはないんだよたった一人で生まれてきて、たった一人で死ぬんだよでも死ぬまでは生きてるんだただ生まれてきてね、痛いんだよ子供んときは、髪の毛一本引っ張ら…

写真に撮ってみたいお年ごろ

久しぶりのオリジナル LP の CD 化で小ささもひとしおです 1971年までの藤圭子はフルスペックのモンスターマシンで歯止めがきかない暴走ぶりです エッジのきいたベースが凄い音で入ってます車で聴くと車体がシビレます『知らない町で』は実はベースと圭子の…

笑っちゃう

ブログに藤圭子のことを書くようになったのは1年半ぐらい前からだけど、当初からあたくしは藤圭子を「おもしろネタ」のように扱ってまいりました。そういうマジメじゃない態度っていうのは、いま考えると、藤圭子の本質が仕向けた結果なんじゃないかとも思…