藤圭子趣味

"本質的にハグレてる" ものを嗜好するゲテモノ喰ひだと己を規定する

憎しみがスパイス

この前、どんなときでも藤圭子とは「距離ができたことがない」と言いました。
まったくそのとおりで、間違いはありません。
親愛の情と感謝の念を持っているというのもウソではありません。
しかしそれは、
常に好意的なほんわかとした感情を抱いているのとは違います。

むしろ心の中では「このクソ女」と罵倒したり、髪の毛を引っつかんだり
ドブに蹴落としてるほうが多いかもしれません。

顔が気に入らないとか、声がヘンだとか、
歌い方が違うだろうとか、喋り方がおかしいとか、
いちいち気に障ることが多いのが、私の中の藤圭子でもあります。

だってなんか、藤圭子って見てるとムカつくでしょ。*1
実際にそばにいたら、しょっちゅうケンカしてそうな気がする。


ファンが傷つくので、批判はやめてください
ここでそういう発言をするのは不適切です。取り消してください
不快に思う人がいることがわからないんですか
楽しんでいる人に対して失礼です

これは私が、好きだった某女優のファンサイトで
あくまで "愛情に裏付けられた批判" をした結果
実際に言われたことです。

私にはこのような発想はありません。
何かに惚れ込むというのは、
ぜんぶ引っくるめて呑み込むってことじゃないんでしょうか。
そこにまで至らないような対象なのであれば、
さして自分とは縁がない存在でしかなかったということでしょう。

そして今日も、自宅から600キロ離れたこのホテルで、
ノートパソコンにヘッドホンを突っ込んで
藤圭子を聴いております。
憎しみは最上のスパイスでもあります。


*1:この感覚がまったくわからない人が多いことに、実際わたしは驚いてます。ストレートに、なんのヒネリもなく、「可愛い」とか「好き」ってほとんどのファンが思ってる。綺麗な花のように愛でてると言ってもいい。でも本当はこのムカつくところが、藤圭子の真骨頂じゃないのってあたしなんかは思うんだけど。心がまっすぐで邪気がなくて、気取らない可愛い子だなって思ってると、ヘンなところが強情で、口ごたえするしふてくされるし、目つきがおかしいし、だいたい動作に優雅な「タメ」ってものがない。立つ!座る!歩く!取る!っていう感じ。