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藤圭子趣味

"本質的にハグレてる" ものを嗜好するゲテモノ喰ひだと己を規定する

『知らない町で』 A面

「固めてわかる藤圭子」なのに、
オリジナルアルバムがほとんど復刻されていないのが切ない状況ではありました。
しかし、ある古くからのファンが地道に投稿を続けてくれたおかげで、
『知らない町で』と『圭子のにっぽんひとりあるき』という
2枚のアルバムの全貌を体験できるようになりました。

昭和40年代の藤圭子のアルバムは傑作ぞろいですが、
この2枚、特に「ひとりあるき」の革新性と完成度はまた格別なものがあります。
一人でも多くの人に聴いてもらいたいと思うだけです。
A面、B面と順次並べていきます。


『知らない町で』は、「女と町」をテーマにした、
藤圭子の新境地を開くアルバムという位置付けでした。
窓から新しい風がぶわぁーっと入ってくるような覚醒感、
それから自分の声の特性を完全に自覚した藤圭子の緻密な歌唱を感じ取ってください。
ちなみに圭子はまだハタチです。日陰者のアイドル街道驀進中です。


※追記
2013年11月27日に「さいはての女」と「知らない町で」の2枚が
ついにBlu-specCD2で再発されることになったって聞いて、
あっと思ったときには目からボターっと涙が流れ出てきて
なんで泣いてんのか知らんが
なんか報われたような気がしたのね。

 

<1971年(昭和46年)12月発売>

1. 知らない町で
2. 愛の浮雲
3. 山里の子守唄
4. 街の子
5. 十九のつぼみ
6. 圭子の網走番外地 

 

 ■■音源消失■■

 

 「圭子の網走番外地」は石坂まさをが新たに作詞したものですが、
他にも藤圭子は同じアレンジで歌詞が違う「網走番外地」を録音しています。

 ■■音源消失■■

 

高倉健もこれと同じ歌詞で歌っています。
ていうか当然こちらがオリジナルです。

 ■■音源消失■■

 

ところが高倉健にも歌詞違いのバージョンがあって、
私の場合はこっちのほうがなじみがあります。
もっと言えば、高倉健にはこの歌詞で伴奏が違う別録音もありました。
映画がらみの歌はこのあたりの経緯がいろいろあって複雑です。

 ■■音源消失■■