これは宇多田ヒカルに関する分析なんだが、たとえば
そもそも人気のベース自体がマスメディアを基盤とした、爆発力はあるがうつろいやすい"バブル"であった為、そこまで真剣に耳を傾ける人間は多くなかったというのが実状だった、とみる。併せると大体アイドルの人気の出方と変わらない。
とか、そのまんま藤圭子にもスライドできる。おれも前に言ったことがあるが、藤圭子はあんまりマトモに聴かれたことがない歌手である。そもそも歌手として正面から扱われた形跡が残っていない。
藤もまた、特大ヒットは飛ばしたけれども、演歌界の中ですら異端児で、目立った影響どころか取り立てて人脈も築かなかった。
という指摘もしている。
いいね。藤圭子業界もこれくらいの話をしてくれると退屈しないですむんだが。
しかし娘と母親にはひとつ大きな違いがあって、それはテレビにいくらヒカルが映っても、食卓が気まずい雰囲気にはならなかったこと。なりようがなかったこと。そこに藤圭子の本質があるんだと、あたくしはずっとニラんどりますわ。
やだお父さん藤圭子が気になるの?